「ベトナム、そしてASEANへ。」ーグミベトナム代表:原田祥吾さんにインタビューー

  

シンチャオ!Maoです。

前回に引き続き、スタッフインタビュー第2弾です!

今回はグミの社長の原田祥吾さんにインタビューを行いました。

社長になるまでの道のり〜今のグミについてなど色々とお話を聞かせていただきました。

グミのトップがどんな思いを抱き、ここで事業を行っているのかに注目して読んでくださいね。

 

学生時代はどんな学生したか?

一言で言うとロックンローラー×バーテンダーでした。2つとも共通してるのは、「一発当ててやろう」という野心が強かったことですね。勉強は全くというほどしていませんでした。(笑)

ただまあ色々あって結局両方辞めたとき、もう単位がギリギリの状態だったんです。最後の1年で36単位残っていていました。卒業は絶対にしたかったのでそこで必死に勉強をやるようになりました。

真面目に勉強すると、意外と大学の勉強が面白いことに気づいたんですよね。それと同時にそのときやっと「きちんと就職しよう」と思うようにもなりました。
ロックンローラーだったときは、「ネクタイしているやつは負け犬」と思ってたから大分変わりましたね(笑)

 

どのようにIT業界に進まれましたか?

実は新卒では金融系の会社に入ったんです。そこで4〜5年間勤めました。
ただ、就職活動したというよりかは、ご縁があったから入社しました。
そこまで金融に興味があったわけではありませんでしたね。

それで金融業界で働いていたときに、自分で異業種交流会を開催しはじめました。

その異業種交流会でIT業界の人たちと出会い、「ITってとても自由だ!」と気づいたんです。ちょうどホリエモンなどが注目を集めていたITバブルの時代だったので、金融のお堅い世界で働いていた自分からするとIT業界はとても輝いて見えましたね。

そして大阪のITコンサルの会社に転職しました。
最初はまあ何も分からなくて大変でした。
言ってみたら、ベトナムに来たときのまおと同じレベルです。フロント・・・?バック・・・?サ、サーバー???みたいなレベル。(笑)

そこでITのことを猛勉強して、どうにか営業として働けるようになりました。

 

その後はどういったキャリアを築いて社長になられたんですか?

その後、異業種交流会で出会った杉野さん(今のグミのCTO)の会社に営業として入社しました。
その会社は中国でオフショアをやっていたので中国でも働いた経験があります。

ただ、その頃ちょうどリーマンショックの時代に入ってしまい、その会社を辞めざるを得なくなってしまったんです。
そして他の会社にも転職した後、最終的にグミジャパンに転職しました。

その時のグミジャパンは、ちょうど海外進出を考えていたときでした。僕も昔から海外で働きたいって思いがずっとあったたので、「はい、僕やります!」って手をあげて、グミベトナムの代表になることになりました。

 

ベトナムに決めた、その決め手はなんだったんですか?

活気と成長性。そしてなにより中国と比べて見たときに、「親日」なことが大きかったです。

中国では日本語を使ってはいけない地域というものがあるくらい、反日感情が強いんです。
小さい頃から反日教育を受けているので、やっぱり根底に流れる反日感情は残念ながら色んな場面で感じられましたね。だから裏切られるリスクってのも十分にありました。

その点ベトナムは真逆です。まさに「親日」。もはやそれを超えて「敬日」というような雰囲気があります。
日本をリスペクトしつつ、それを見習って自分たちも発展していこう!という活気が感じられるので一緒に働きやすい環境だと思います。

いつも僕がベトナム人の面接をするときは、「うちは日系企業ですけど、その点についてどう思いますか?」と聞きます。
そうするとみんな、「日本のものづくりは素晴らしい。品質に対しては本当に厳しいけれど、その厳しさのおかげでハイクオリティなプロダクトができている」って言ってくれます。
ベトナム人は日本人の厳しさが高品質なものづくりにつながっているということをきちんと理解してくれています。

 

会社の自慢ポイントは何ですか?

「自由」なことですね。スタッフにできるだけ「自由」な環境を与えるように心がけています。

ベトナムに進出する日系企業は、日本流を強要するところが多くみられますが、グミはできるだけ彼らのスタイルに寄り添うようにしています。

というか最初の方は日本流でやっていたんですがあまりうまく行かなかったんですよね。その時に、結局大事なのは働く「時間の長さ」ではなく「質」だということに気づいて、成果主義を取るようにしました。

だから、仕事中に朝ごはんとか食べていいし、コーヒー買いに行ってもいいけれど、きっちり結果は出してください。っていうのがうちのスタンスです。まあたまに、「食い過ぎじゃね??」って思うときもありますが、そこは彼らに任せています。(笑)

そっちの方が彼らにとってはやりやすいらしいです。実際ベトナムはジョブホッピングが多いって言われる中、グミの離職率は本当に低いんですよね。

 

今後やっていきたいことは何ですか?

サービスプロバイダーになっていきたいです。

ベトナム市場の背後には、7億の人口を抱えるASEAN市場があります。そこへ進出するために、まずベトナム市場での成功ロジックを作りたいと考えています。

もちろん日本プロダクト作りはコアな事業として続けていくつもりです。
やっぱり日本のプロダクトをベトナムで作るということは、それくらいスキルの高いディベロッパーを育てることにつながるので。

そしてそれと同時に、ベトナムの社会を変えるようなサービスを開発したいと思っています。

今考えているのは、「情報格差を無くす」サービスです。
ベトナムの情報格差って日本よりも大きいと思うんです。適切な情報を得る手段がまだまだ足りていません。

でもそのうち、淘汰されていく仕事ってたくさんあります。今は各店の前にドアマンとかがいて、いつも暇そうにしていますが、彼らの仕事だって近い将来なくなる可能性が高いです。
彼らだって、暇な時にスマートフォンなどで仕事をすればもっと利益を出すことができるのに、それを知らないんです。いわゆる「情弱(情報弱者)」に当たります。

そういう人がベトナムにはたくさんいるんですよね。
その人たちに適切な情報を与え、雇用を生み出せるようなサービス作りを今後していきたいなと考えています。

 

 

いかがでしたでしょうか?ベトナムに可能性を感じ、ベトナムの市場、さらにはASEANの市場を勝ち取っていこう!とする社長の姿はとってもかっこよくないですか?

 

グミではビジネスパートナーを募集中です!

グミ興味を持っていただいた方はお気軽に下のお問い合わせボタンよりお問い合わせください。

[separator top=”100″] [tagline_box shadow=”yes” link=”https://gumiviet.com/contact/” button=”Contact Us” title=”お問合せはこちらから” description=”ラボ型開発・オフショア開発・HTML5コーディング・スマホアプリ・グミに対する質問などお気軽にご連絡ください。”] [/tagline_box]

ここまで読んでいただきありがとうございました!

私事ですがここでインターンを卒業いたします。ブログを読んでいただいた皆様、今まで仕事でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

 

「どんなことをインターンで経験したか気になる!」

そんなあなたは、是非私のインタビュー記事をご覧くださいね!

 

今後も当ブログ、およびグミベトナムをどうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、ヘンガップライ!

 

ブログ最新

We are providing high skilled and quality web based and open sourced system development service at our Vietnamese offshore centre.
At the same centre, there are also various services for software/system maintenance, software product development and web

グミベトナムは情報技術の分野で10年以上の経験があり、顧客の要求を満たすことに向けしっかり準備ができており、より高品質で完全かつ多様なサービスをますます提供することを誇りに思っています。 2023 年 10 月以降、企業向けのデジタル テクノロジー ソリューションの提供に加え、ベトナム市場に関心を持つ投資家に仕えるために高品質なサービスを提供することで事業範囲を拡大してきました。以下のような多くの新しいサービスについてベトナム市場への投資を希望するお客様にお知らせできることをうれしく思います。 最適な経営管理サービス 税務と会計 給与と人事管理 政策と制度の策定 多様なレンタルオフィスの形状: バーチャルオフィス、コワーキングスペース、パッケージオフィス、会議室などの選択があります。 サポートのサービスには、請求書の発行、関連取引の報告、外国投資報告書の作成と提出、外国人労働者のビザ、外国人労働者の労働許可が含まれます。 ビジネス ソリューションおよび投資ソリューションのご提案 ベトナムにおける外国投資ソリューション 企業の構造と管理 税務コンサルティングと税務計画 会社設立 有限責任会社を設立するサービス 株式会社を設立するサービス ベトナム法における駐在員事務所を設立するサービス 家庭用ビジネス グミベトナムは、サービス品質をさらに向上させ、多様な要求を満たすよう努力して参りますので、今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 サービスの詳細については、当社の Web サイト (https://gumiviet.com/vi/trang-chu/) をご覧いただくか、電子メール (contact@guiviet.com) にてお問い合わせください。 お客様からの多大なるご支援に心より感謝申し上げます。

お客様各位 建国記念日の振替休日に伴う休業のお知らせ 平素格別のお引き立て頂きまして、誠にありがとうございます。 私どもグミベトナムの休業日(ベトナム建国記念日の振替休日)について、以下のとおりご案内させて頂きます。 休業日: 2023年9月1日 (金)と2023年9月4日 (月) 営業再開日:2023年9月5日(火) 休業中の間においては、弊社の営業活動やサービス提供は休止となります。何かご不明な点等ございましたら、何なりとお問い合わせ下さい。 メール: contact@gumiviet.com フェイスブック:https://www.facebook.com/gumivn/ 以上、お客様にご安心いただくために、お知らせいたしました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 グミベトナム株式会社!

お客様各位 *4月30日の南部解放記念日47周年と5月1日国際労働祭を機に、グミベトナムが皆様とご家族のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 *ベトナムの祝日による休業日(南部解放記念日と国際労働日)について、 以下のとおりご案内させて頂きます。 – 休業日:2022年4月30日(土) – 営業再開日:2022年5月4日(水) * 休業中の間においては、弊社の営業活動やサービス提供は休止となります。何かご不明な点等ございましたら、何なりとお問い合わせ下さい。 ホットライン:028-3930-2407 メール:contact@gumiviet.com ウェブサイト:https://gumiviet.com 以上、お客様にご安心いただくために、お知らせいたしました。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 グミベトナム株式会社!

お取引先様各位 グミベトナム株式会社は、お取引先様各位に健康の願いを送りたいと思います! グミベトナム株式会社は2022年3月8日から営業許可証に住所変更について、お取引先様各位に以下のとおりお知らせいたします。 -新しい住所:290/26 Nam Ky Khoi Nghia、 Vo Thi Sau Ward、 District 3、 HCMC お客様は、新しい住所に関連して問題、請求書、契約が発生した場合が、情報にご注意してください。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 グミベトナム株式会社! 連絡先: ホットライン:028-3930-2407 メール:contact@gumiviet.com