シンチャオ!
久しぶりの投稿です!ゆうです。
もうベトナムへ来て8ヵ月が経ちました!早いですね~
さて、今回はベトナムで生活する上で気を付けなければならないことの1つ、スリについてです。
8ヶ月ベトナムにいますが、私は一度もスリにあったことがありません。
ベトナムは治安がいいし、スリに気を付けろというのは嘘だったんだ~と思っていました。
しかし!先日別のインターン生と遊んでいた時、その友達のスマホが5分程度の間にすられてしまったのです!!
私も隣を歩いていましたが、スリには全く気付かず…。
完璧な犯行で本当にびっくりしました。
これからスリにあったらまず何をすれば良いのか、スリにあわないようにするにはどうすればいいのかをご紹介したいと思います!
1.アプリを使ってスマホを探す
現在AppleやGoogleからスマホを探すサービスがあるのはご存知ですか?
Appleなら“Find My iPhone”
Googleなら“Find My Device”
というアプリが配信されています。
これらを使えば端末の現在地を突き止めることができます!
私はAndroidユーザーなので詳しいことは分かりませんが、iPhoneには標準で「iPhoneを探す」という機能が付いているみたいですね!
※これをONにしていないと端末は探せません!事前の設定を忘れずに!
今回なくしたスマホはiPhoneだったので、とりあえず近くのAppleショップに駆け込み、パソコンを貸してもらいました。(Find My iPhoneを使うにはiCloudの使えるPCが必要)
さっそく借りたパソコンでFind My iPhoneを起動。
iPhoneを探しましたが、オフラインになっているとのこと。本体の電源を切られたようです…。
悪用されるのを避けるため、すぐにFind My iPhoneの画面から端末を遠隔ロックします。
ここで次回スマホが起動された時に表示するメッセージやパスコード、電話番号などを設定することができます。
普段ロック画面にパスコードを設定していない人はすぐに設定しましょう!
また、スマホに入っているデータの悪用を避けるため、本体のデータを全て削除することもできます!
※Googleでも同様のサービスがあります!
iPhoneと違う点は、事前の設定なく位置情報をONにしておくだけで大丈夫ということです。
別の端末でFind My Deviceをインストールするか、「Google 端末を探す」と検索すればサービスを利用できます!
2.現地・国内回線を止める
さて、もうスマホが戻ってこないことが確定したので、ここからはとにかく悪用されないようにすることに全力を尽くします。
スマホにSIMカードが入っていた場合は、SIMカードの回線を止めます。
今回はベトナムと日本のSIM、2種類入っていましたので、どちらも止める必要がありました。
まずは現地キャリアのオフィシャルショップへ行き、無料で現地回線を止めてもらえました。
このとき店員さんが新しいSIMを発行しようとする場合があるので、必要ない場合は根気よく断りましょう。
友達は帰国間際だったので、新しいSIMは必要ありませんでした。これがなかなか伝わらない…。
次は日本の回線です。
転売されたSIMが日本で悪用される可能性もありますから、しっかり止めましょう!
日本の回線を止めるには、だいたい自分のキャリアへ電話をかける必要があります。
国際電話で高額になるということで、今回は友達のご両親に頼んで日本国内で代わりに回線停止手続きをしてもらいました。
しばらくして回線停止の連絡が来たので、ひとまずこれで盗られた端末は何もできない状況です!
3.ポリスレポートを取得する
海外へ渡航される方のほとんどは保険に入っていると思います。
保険に盗難保証が含まれている場合は保険会社からお金をもらうことができます。
その保険金をもらうには“ポリスレポート”という現地警察によって作成された書類が必要です。
ポリスレポートはどうやって発行するのかというと、難しい手続きなどは必要なく現地の警察署、または交番に行って状況を説明し書類を書いてもらうだけです!
ただこれが本当に大変でした!(笑)
まずは現地確認のためパトカーに乗ってスマホを盗られた場所へ。
まさかベトナムでパトカーに乗ることになるとは…。
こんな経験なかなかできないので楽しんでいます(笑)
ベトナムの交番。交番感なくてパッと見ても分かりません。
現地確認を終え、いよいよ書類作成。
すると警察官の方が「盗られた証拠がないから”盗難”でポリスレポートをつくることはできない」と言い出しました。
“紛失”ならポリスレポートを作成できると言われましたが、紛失では保険金はもらえません(今回の場合)。
スリに証拠を求めること自体無理があるのでは….。
アプリを使って電源が切られていたことや5分という短い間になくなったことを伝えましたが、頑なに”盗難”にしてくれない。
そこでベトナムの法律や他の人の体験談などを警察官の前で調べまくりました(笑)
そしてあまり英語が得意でない警察の方を質問攻め(笑)(笑)
警察官から何を言われても「Please Wait」。
しばらくして警察の方が「何でずっといるの。もう”盗難”でいいから早く帰ってよぉ(泣)」と言ってきました。
勝った(笑)
こうして無事(?)に”盗難”のポリスレポートをもらうことができました!
大事なのは諦めない心ですね!(笑)
状況や人にもよりますがポリスレポートをすんなり発行してもらえないということはあるようです。
ポリスレポート発行の際には状況や証拠となるものを詳しく説明してくださいね!
4.スリにあわないためには
さて、これで必要な行動や手続きが全て終わりました!
最後にそもそもスリにあわないためにはどうすべきかをお話しします。
1、バッグはファスナー付きのものを使用する
今回友達が持っていたのはファスナーのないショルダーバックでした。
注意深く持っていても少しの隙間から簡単にすられてしまいます。
リュックなどファスナー付きのものを使用し、目を離さないようにしましょう。
これはベトナム人でも気を付けていることですので基本ですね!
2、リュック、斜め掛けバッグなど簡単に盗られないものを選ぶ
ファスナー付きでもバッグごとひったくられたら元も子もありません。
ショルダーバッグはバイクで近づいてきてひったくられるということが多々あります。
スリだけでなくひったくり防止のためにもリュックや斜め掛けバッグなど、簡単には盗れないようなバッグを選びましょう。
盗る方も一苦労ですから、バッグを工夫するだけでグッとすられる確率が下がります。
3、観光名所では特に気を付ける
ローカルなところほど危ないイメージがありますが、観光名所はスリにとって最高のスポットです。
今回も観光名所の目の前で盗られました。
ターゲットが多い分、それだけスリもたくさんいるということを覚えておいてください!
5.まとめ
ここまでスリにあってからの行動や予防策をお話しました。
ポイントをまとめます!
・スリにあってからの行動手順
1.アプリを使って端末を探す
2.回線を全て止める(現地・日本国内)
3.ポリスレポートを取得する
・スリ予防策
1.バッグはファスナー付きのものを使用する
2.リュック、斜め掛けバッグなど簡単に盗られないものを選ぶ
3.観光名所では特に気を付ける
安全だと思ってもここは外国!日本とは違います。
長く滞在すると気が抜けてしまいがちですが、貴重品はしっかりと管理しましょう!
この記事が皆さんの海外生活の役に立てば幸いです。
ヘンガップライ!
Admin