皆さん、こんにちは。
新米記者のゆーきです。
今回は、な、な、なんと、
弊社の実際のクライアント様に「ベトナム・ラボ型オフショア開発」について
インタビューさせて頂くことができました。(パチパチ!!)
ゆーき記者、興奮冷めやらないです。。。(笑)
今後ベトナムでのオフショア開発がますます増えてくる中で、
この記事を読んでいただければ、
「ベトナム・ラボ型オフショア開発」のリアルを知ることが出来ます!!
(プレッシャーを自分にかけて、気合い入れて書いています(笑))
株式会社ワークスジャパン システム部長:葛野さんにインタビュー
今回お話しを聞いたのはワークスジャパン様のシステム部長:葛野様です。
人材採用支援・キャリア支援を通じて、人と企業の持続的な成長と価値創造している株式会社ワークスジャパン様。新たなサービスシステムを開発するためグミのラボを導入していただいています。
今回のラボ型開発でプロジェクトマネージャーを務める葛野様に、ラボ型オフショア開発のリアルをどどーんと話していただきました!
オフショア開発のやり始めはいかがでしたか?
”「大切なことは紙っぺら一枚じゃわからない。”話すこと”こそがオフショア開発成功のカギだと確信している」”
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実は、最初は全然プロジェクトが進まなかったんだよ・・・
これはまずいと思って、試行錯誤を重ねてやっとプロジェクトが思うように進んだよ。
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そうなんですか?初めて知りました。原因は何だったのですか? |
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その原因はね、
「互いに密にコミュニケーションを取ることをあからさまに控えていたこと。要するに、互いに遠慮していた。」
まさに、これだと思うんだよね。
相手が分かったと思うまで、しつこく話すことを避けていた。どっかでこれくらい言えば、分かるんじゃないのかな?
って思っていたと思う。
それから僕がそのプロジェクトを担当するようになって、めちゃめちゃ話したね。
とにかく話す。話す。話す。話す。の繰り返し。
妥協をせずにコミュニケーションは取りまくった。
(コミュニケーションを密に取ることこそがオフショアの基本であり、コツであると経験から語る葛野さん)
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お互いに「話す」ことは、オフショア開発・ラボ開発においてとても重要なことなんですね。
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これは例外なく大事なことだと思うよ。
まずは、彼ら(エンジニア)たちが今、何を思っていて、現場ではどんな風に作業がおこなわれているのか?
それに対して、彼らはどんに風に思っているのか?
そこを話せる環境づくりから始めたからね。
今ではトアンとかダンとかめちゃめちゃ思っていることを伝えてくれるから、とってもスムーズに作業が行われているよ。
★トアンさん
・グミのブリッジエンジニア。葛野さんとの付き合いも長く、プロジェクトのリーダーを任されている
★ダンさん
・グミが誇るベトナムでもトップクラスのエンジニア(日本語絶賛勉強中)
これからオフショア開発やラボ型開発をする人に伝えたいことは、
ラボ型開発が成功するコツは、
「どれだけ彼らと分かり合えるか」。
だね。
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ラボチーム内の仲は良いですか?
”「同じプログラマーだからこそ同じ目線で話をすることができ、それが良い関係に繋がっているのかもしれない、もちろんお酒もだけどね(笑)」”
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彼らとの仲はすごくいいと思う。
ベトナムに出張する際は、一緒にご飯とかもいくしね。お酒も良く飲むしね。(笑)
ベトナム人は本当によくお酒を飲むんだよね(笑)
(プロジェクトの打ち上げで日本食居酒屋でお祝いをしたときの様子)
ただ、それはさっきも言ったように表面のみの仲良しではなくて、深い部分まで話をすることが出来る関係だよね。
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なるほど。葛野さん特有のコミュニケーション方法とかってありますか? |
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俺ってやっぱり、ほら、「ワーカー」だからさ。
つまり、マネージャーとか社長とかの役職じゃなくて、実際に彼らと同様にプログラム書いて一緒に同じ目線で働いているんだよね。それをみんなが、ちゃんと見ているからさ。
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そうですよね。全く同じ目線で仕事していますよね。 |
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例えばだけど、僕がポロって指示した言葉がプログラマーにとってどんだけ大変なのか分かっている?ってプログラマーが思ったとしても、僕の生粋のプログラマーだからちゃんと理解して言っているつもり。
どのくらい時間がかかるとか、これは相当きついから、こう言おうとか、しっかりアフターケアをしないときついタスク量だなとかね。ちゃんと後先を考えて、計算しているよ。
それは同じ「ワーカー」だからじゃないかな。
設計の時も、なるべくプログラマーに負担がかからないように書いたりするよね。
でも、もし「ワーカー」じゃない人だったら、まったく彼らの気持ちとか時間、大変さを本当の意味で理解することが不可能だと思うんだよ。
そういう点においては、僕は彼らと一緒にプロジェクトを行う人間としては向いているかもね。
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まさに徹底した「現場主義」ってことですね。
やはり、仕事を請け負わせるという意識ではなく、「プロジェクトを成功させるために一緒に本気になる、最高のチーム」という意識が大事なんですね。
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そうだね。
一緒に働くと彼らとの友好関係も築きやすいし、次のプロジェクトでチーム構成をする際もすごく役立つんだよ!
あの子はこのスキルが高いからこれを任せたら面白いんじゃないか!みたいな。
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ずばり、ベトナム人エンジニアのスキルはどうですか?
”純粋な技術はとても高い、これからもベトナムでのオフショアは確実に伸びていくと思うよ”
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エンジニアでの「スキル」というと、ま~大きく分けて、2つあるよね。 |
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と言いますと・・?(ド文系発言・・・恥ずかしい。。) |
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1つ目は、純粋な技術スキル。
2つ目は、知識と経験の方のスキル。
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なるほど、2つのスキルですか。ベトナム人エンジニア(グミベトナム)は2つのスキルはどうですか? |
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はっきり言っちゃうと、「知識」と「経験」はやはり日本よりは少ないね。
だってほほら、まだ若いからさ。当たり前なんだけどね。こっからいくらで吸収できるものだし。
僕のチームのメンバーもみんな20代半ばだろ?あの年ですごいよな。
そりゃ~まだまだ伸びしろはあるよね。楽しみだもん。
でも、純粋な技術はとても高いよ。
だからさっきも言ったけど、ベトナムで開発したほうが断然安いし、技術も格別に高いから、そりゃ日本の会社は頼むよね。
今、「ベトナム・オフショア」大人気だもんね。
(今後のオフショア開発で新たに検討している国や興味を示されている国)
(出典:IPA「IT人材白書2012」オフショア動向調査)
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そうなんですね。それは驚きました。
確かに今、Googleなどで「ベトナム」「オフショア」と調べるとかなりの数出てきますよね。
そして追い風として今、ベトナムでは日本ブームが来ているんですよ。
グミベトナムでも若くて能力のあるベトナム人エンジニアが毎日のように面接に来ています。
多くの日本企業がベトナムオフショアは「安かろう、悪かろう」と勘違いしているんですよね。
いや、もしかしたら完全に勘違いではないのかもしれない。
「ひと昔前までは」
かなりそういう企業があったのではないですかね?安いだけで、クオリティーは最悪って。
でも、「今」を見てほしいですね。
グミベトナムに関しては本当にそんな事は無くて、徹底して日本品質、いやそれ以上の製品を作る自信はあります。
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そうだね。これからもまだまだ、日本の多くの企業がベトナムでオフショア開発をすると思うよ。 |
グミベトナムにしかない良さとは?
”「魅力的」な彼らから日々、「驚き」とか「気づき」をもらっているよ”
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一言でいうならば、「人の魅力」だね。
新しいことにどんどん取り組む姿勢が魅力的なんだよ。これは日本にはなかなかないよね。
エンジニアのダンが特にね。(笑)
★ダンさん(再び登場)(笑)
本当にたまに馬鹿にされるからね。
Mr.kadono san そんなの知らないの~って。(笑)
ま~かわいいやつだから許しちゃうけどね。(笑)こいつは本当に面白いやつだよね。変わってる。
でも、確実に技術的には、日本よりも2歩3歩進んでいるよ。まじめに。
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そうなんですね。ベトナムは国を挙げてIT産業に力を入れていますからね。
いたるところにプログラマーがいて、コードを書いていますよね。日本よりも断然進んでいる。
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うん。まさにその通り。
そして単に、レベルが高いという意味だけじゃなくて、さっきも言ったけど
「新しいことに対して積極的に取り組んでいく姿勢」
これはベトナム人の性格なのかもしれないが、本当に進んでいるといつも感じる。日本も見習わないとね。
グミベトナムは特に若いエンジニアが多いから、みんな好奇心旺盛。
そして、若いエンジニアがどんどん入っているから、良い文化をどんどん作り出される。
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本当に 若いですよね。グミベトナムの平均年齢は、計算したところ26歳でした。
既にベトナムが国を挙げてIT産業に力を入れている時代に生まれている世代なので、
優秀なエンジニアが多いのかもしれませんね。
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そうそう。
だからね、面白いことに下手に日本でドキュメントを書いて渡したり、カチッとしたドキュメント(仕様書)を渡すよも、ベトナムで彼らの自由にやらせる方が日本にはない解決方法とか、興味深いアプローチを示してくれるから、
「驚き」とか「気づき」ってものを日々もらっている。
(チーム内でも日々、相談し合い最適な解決方法を話い合うエンジニアたち)
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日本ではなかなか見れないような解決策があるということですね。
それは新しい発見でした。
そしてその解決方法がさらにアイデアを深くするかも知れませんね。
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うん。ベトナムはやっぱ日本よりも大幅にコストもやっぱり安いしね。そこは言わずもがな重要だよね。(笑) |
彼らとのやり取りは、日本語で行っているのですか?
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そうだね。全部日本語で行っているよ。
日本人のスタッフがいるし、
BSEのトアンとはもう結構長い付き合いだからね。
トアンがたまに少し変な日本語を言っても、分かるようになってきたよ。(笑)
(スカイプ越しにプロジェクトの定例ミーティングを開いている様子)
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プロジェクトのミーティングはどのくらいの頻度であるんですか?
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日本とベトナムでのミーティングは「週に1回の定例+α」だね。
あとは緊急の時とかその時々に確認したことがあったら連絡を取る感じだね。
日本とベトナムでミーティングをするときはスカイプとwebカメラを使って分かりにくい部分を紙に書いたりして説明している。
ベトナムに来ている時は、毎日ミーティングを行うよ。
みんなで顔を合わせて、プロジェクトをどんどん進めていく。
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やっぱりどんどんミーティングで話して、全員が理解した状態を作ることに尽力されているのですね。
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そうだね。それが本当に大事なことだと思うよ。 |
今のグミベトナムについてどう思いますか?
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うん、そうだね。とても満足しているよ。クオリティーもすごく高いからね。
何といっても一番大事な「結果」をしっかり残しているからね。
これからも結構、気合いを入れて挑まないと進まないプロジェクトもたくさんあると思うけど、一緒に成功していきたいと思っている。
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そうなんですね。素直に嬉しいです。早くエンジニアやみんなに伝えたいですね!(笑)
毎日、葛野さんが遅くまでコードを書いている姿を見て、僕たちインターン生も「頑張らないと!!」って思っています。他のベトナム人エンジニアも同様だと思いますよ。
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そうだと嬉しいね。(笑)
まあ、これからも長い付き合いになると思うからさ、ちゃんと決めた納期にバシッと結果が出れば、また大きなプロジェクトを一緒にできると思ってるよ。
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そうですね。僕たちもできるだけ、エンジニアたちのサポートができるように頑張ります!
貴重なお時間、誠にありがとうございます!!
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
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葛野さんは、本当にグミベトナムのスタッフと真正面からぶつかっていれるお方です。
仕事でも、お酒の席でも明るく、みんなを笑わせくれる太陽のような方です。
これからも互いに協力して、プロジェクトを成功させましょうね!葛野さん、ありがとうございました!
今後ラボ型オフショア開発をスタートさせようかな?とご検討中のみなさま、今回のインタビューでグミのイメージを掴んでいただけましたでしょうか?
是非グミに開発をお任せください!ご満足いただけるチーム体制をご用意し、サポートいたします。
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